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IN-18 ニキシー管時計の制作

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    けーわい
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IN-18

作品概要

ニキシー管の中で最大の「IN-18」を使用した6桁デジタル時計です。

マウント基板・ドライブ基板作成にあたり、初めてKicadで基板設計し、JLCPCBに発注しました。

I2C接続のIOエキスパンダで専用ドライブIC「K155ID1」を2個ずつ制御しています。

コロン表示には「INS-1」を使用しています。

170V40mA程度が出力できる電源も作ってみました。

作ろうと思った理由

大学時代、一回り小さいニキシー管「IN-14」で同じような時計を製作し、最大サイズの「IN-18」を点灯させてみたかった(ロマン)。

回路図

マウント基板

マウント基板

ドライブ基板

※ コロンを駆動するトランジスタ関連の配線は、中央(分)のユニットでまとめて制御しています。
※ 時・分・秒の各ユニットのI2Cや電源配線を手配線で繋いでいます。

ドライブ基板

170V電源

170V電源

ソフトの構成

全体をいち早く動かしたかったので、現在は簡易的にAIに書いてもらったESP32のコードを使用しています。

Wi-fiで時刻を取得し、3個のIOエキスパンダに時・分・秒に分割して送信する、という形です。

時間ができたらPIC + RTC + GPSの構成でコードを書いてみようと思います。

苦労した点と解決策

一番苦労したのは、管のマウントをどうするかという部分でした。

eBayで購入した「IN-18」なんですが、専用マウント部品が付属していたので、当初はこれを利用するつもりでした。

しかし電気を通してみると接触が悪いのか、どれも手で押さえつけないと光らない。

ユニバーサル基板へのはんだ付けも検討しましたが、「IN-14」と違い「IN-18」はピンが太くガラスの突起があるため難しい。

マウント基板は発注するしかないなと思いましたが、ついでに配線の難所だったドライブ基板も同じサイズで作って重ねられるようにしよう、という流れになりました。

全体のまとまり感も見当がつき、抵抗を選べば別の管もドライブできるし。

Kicadの使い方を調べながら進め、JLCPCBという中国のメーカーに頼んで一週間ぐらいで到着しました。

無事動作することを確認し、コストは二種類の基板(7cm x 5cm)でトータル9.9ドル。

基板の発注は前から興味がありつつ、ミスるのが恐ろしいなと躊躇っていたんですが、やってみて良かったです。

工夫した点

コロン部分にはドット(?)の「IN-3」がよく使用されているようですが、発光部が丸になっている「INS-1」を使用してコロンの表現をしました。

今後の改善

  1. 熱対策

    • 「IN-14」ではあまり熱を感じず軽視していたものの、体感45度くらいで結構熱い。もう少し基板の距離を空けるかファンの設置を検討。
  2. ブルーグロー

    • ニキシー管のメッシュが青白く発行してしまう現象。逆電圧をかけることで解消できる(?)らしいので試してみたい。

使用部品

点灯部分(1ユニットあたり)

部品数量
IN-182
IN-18用マウントピン22
ピンヘッダ(2x06)2
自作マウント基板1

ドライブ部分(1ユニットあたり)

部品数量
K155ID12
MCP230171
MPSA424
R(1/4W, 5KOhm)2
R(1/4W, 100KOhm)2
R(1/4W, 100Ohm)2
R(1/4W, 10KOhm)2
ピンヘッダ(2x07)2
16ピンICソケット2
28ピンICソケット1
ピンICソケット3
ピンヘッダ(2x03)3
ジャンパピン3
自作ドライブ基板1

電源部分

部品数量
NJM23601
L(100uH, 2.1A)1
K20A60U1
UF20101
2N39061
1N41481
C(400V, 10uF)2
C(24V, 470uF)1
C(36V, 0.1uF)1
C(16V, 1000pF)1
R(1W, 0.1Ohm)1
R(1/4W, 1MOhm)2
R(1/4W, 6.8KOhm)1
VR(1/4W, 10KOhm)1

骨組み部分

部品数量
INS-14
タミヤ ユニバーサル金具(骨組み用)2セット
スペーサーセット1
AWG28適量

GitHub・動画リンク

今回作成した基板2種類をGithubで公開しています。 => Link